Q1.若鯱会入会のきっかけから教えてください。

私自身、高校生までは名古屋で生活をしていましたが、東京の大学へ進学し、そのまま社会人となりました。
しかし1877年創業の歴史ある家業を継ぐに当たり、名古屋の事が何もわからず友人もいない自分の事を心配し、社長からの勧めで入会いたしました。

 

Q2．入会当初の若鯱会の印象はいかがでしたか？

とにかく色々な業種の方が集まっているので、変な意味ではなく「動物園」のような経営者の会だなというのが最初の印象でした。グループに よっては全くやっている事も違うし、全く価値観の違う個性の有りすぎる方同氏が上手く融合している会だととても感心したのを覚えていますね。

 

Q3.若鯱会創立25周年にグループリーダーを経験されていますが、リーダーとして1番気にかけていた事は何ですか？

グループリーダーになる前は委員会への出向ばかりでしたので、全く違うグループリーダーと言う仕事はとてもやり甲斐のある仕事でした。
基本的にグループ例会への出席は自由です。各委員会へは出席する義務が有りますが各グループ例会には出席する義務はありません。したがって、いかに皆さん 来ていただくか、どうすれば皆が楽しいかという事を常に考えながらグループを運営し、新たに入会した仲間にもいかに興味が有り充実した楽しい例会が開けら れるかという事を常に意識していました。

 

Q4.委員会活動にも積極的に参加されていましたが、委員会での思い出をお聞かせください。

一番の思い出は平成20年度の研修渉外委員会の委員長です。 当時のテーマが「ともに輝く」でした。「ともに輝く」のテーマから連想し、「輝く…輝くと言えば星…星が綺麗な場所は…ハワイ島だ」と無理な事を考えた事 もありましたが、当時の委員会のメンバーがメキシコ大使館につてが有るということで、メキシコ大使館へ行く「てんこ盛り若鯱ツアー　東京に行こ う！2008/10/16～17」が開催されました。
当時の名古屋商工会議所の岡田会頭のサインを頂き本当に多くの方にご協力頂き、メキシコ大使館を訪ねる事ができまして。懇親会にはメキシコ大使館の方々にもご出席頂き大騒ぎできて本当に生きてて良かったなあと想う素晴らしい思い出です。

 

 

後は若鯱会に入って最初の委員会だった広報委員会です。入会して二年目から広報委員会に出向して次の年は広報委員会班長、副委員長、25周年の年は 3Gのリーダー、平成20年度は研修渉外の委員長でした。平成21年度では再び広報委員会へ戻り、かつての同僚4Gの近藤久詞さんが委員長で私が副代表幹 事という数年振りの出会いもありました。

 

Q5.若鯱会で思い出深い出来事は何ですか？

若鯱会では家族で参加できるイベントがいくつか有りますが、そう言う意味では僕の仕事柄家族と出かけられる機会がなかなか有りません。
そんななか若鯱会ならではの「夏の家族会」は僕の子供も大好きで毎年楽しみにしています。

あと私が3Gリーダーをした時、私自身が尊敬するアドバイザー的な存在の先輩がいらっしゃいました。3G自体も25周年と言う事もあり、先 輩OBの方々と一緒に3Gの記念事業をしようと言う事になりました。そしてその方を是非例会の講師としてお招きしようと言う事になりました。
3Gの事業はクレストンホテルで行われ、その後近くのカフェでお食事をしながら何時ものように楽しく会話し何時ものように「じゃあ先に帰るわ、またよろしくな」と手を振って別れました。
しかし数週間後その私の尊敬する先輩が急にお亡くなりになられたと聞いた時には本当に衝撃的でした。
私の仕事柄密葬やお別れの会などにも携わりましたが、もしかしたら自分があんな事をお願いしてしまったからではないか？とか無理をさせてしまったからではと自分を責めた事もありました。そのことが私にとってとても思い出に残る出来事でした。

 

Q6.これから若鯱会に入会しようと考えている皆さんに一言お願いします。

私自身勉強の為、そしてより多くの人々に出会う為に若鯱会に入会しました。
若鯱会には色々な部分で本当に素晴らしい方々が沢山いらっしゃいます。個性豊かな人、自分では絶対にできないような事ができる人など、尊敬できる方々が本当に目の前に転がっています。
私自身実際に手の届かないような存在の方が、実際に入会すればその様な方々に直接話す事ができ、若鯱会の輪の中で直接「人を学ぶ」事ができます。入ってい るだけではダメ。先ずはグループ例会へ出席して沢山メンバーと沢山交流を交わして下さい。きっと全ての若鯱会メンバーは真剣に話をするあなたに対して真剣 に答えを返し、あなたを受け入れてくれるでしょう。
そして、少しでもこの会に興味を持たれた方はどんどん若鯱会の扉を叩いてください。自分が探検隊になったつもりで若鯱会の色んな洞窟を探検してみてください。面白みも深みもある若鯱会に入会した際には是非委員会へ出向してみてください。
その先にはさらなる冒険が待っている事でしょう。

 

 

文章・山本孝彦広報委員／写真・下玉利忠広報委員