中部経済産業局との交流会 平成31年2月20日(水)、 名古屋医工連携インキュベータ(NALIC)にて交流会を開催致しました。 視察の舞台は中小企業基盤整備機構が開設したインキュベーション施設の一つである名古屋医工連携インキュベータです。 この施設は新産業・新事業の創出を目的とした公的賃貸型事業施設で名古屋大学・名古屋工業大学・名古屋市立大学を始めとする地域の大学などがもつ医工連携・ライフサイエンス分野の技術などを事業化するベンチャー企業・中小企業などを支援しております。 今回はこの施設に入居してります3社の代表者にご参加いただき意見交換を行いながら、経営力向上の一助となることが目的となります。 はじめに広報渉外委員会 竹内理氏より開会のご挨拶のあと、代表幹事 奥野幸一朗氏のよりご挨拶、 次に中部経済産業局産業部産業振興課 課長補佐 柳原 康代様よりご挨拶と中小企業支援施策についてご説明を頂戴いたしました。 両者のご挨拶のあと、名古屋医工連携インキュベータ チーフインキュベーションマネージャー 石黒裕康様より簡単な施設のご説明を頂戴いたしました。 この施設はライフサイエンスを主体として医療系の大学が持っている潜在的な技術シーズと愛知県のものづくり技術を一緒になる事で医工連携できるベンチャー企業を支援する目的で設立されているとご紹介いただきました。 施設の説明が終わったところでNALIC入居企業の代表者様によるプレゼン行われました。 3社を代表する方々から、起業の目的や事業内容などをプレゼンして頂きました。 それぞれのテーマは下記のとおりです。 「高齢者が安心して暮らせる街づくりの企画、構築」高齢社会街づくり研究所株式会社 「医療関連ソフトウェア開発」MSドリーム株式会社 「未病の簡易郵送検査サービス」株式会社ヘルスケアシステムズ プレゼンテーションの後には、若鯱会と入居企業様との意見交換が行われました。 意見交換では、 他組織と連携することになったきっかけや連携によって相乗効果が出る点や苦労する点、これからの社会での連携の重要性などのテーマで熱い議論が交わされ、若鯱会とNALIC入居企業様の双方にとって有意義な意見交換となりました。 皆様、それぞれの悩みがありますが、自分の為ではなく、目的が誰かのお役に立ちたいことで起業し、研究を重ね、事業にしているのだなと感じました。 今回の勉強会を通じて決して繋がらないと思っていた愛知県のものづくりと研究がこのような形で繋がっているのはすばらしい事だなと思いました。 今後、さらに視野を広げて自社に役立てたいと思います。 広報渉外委員会 三橋邦明
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