平成30年9月18日(火)名古屋商工会議所　5階会議室Dにて、名古屋商工会議所・若鯱会 共催「若鯱新入会員募集セミナー」が行われました。
会場内には、4人がけ☓18グループのテーブルが室内にぎっしりセッティングされており、一般参加者34名、代表幹事をはじめオリエンテーション委員など現役会員も含め、総勢88名（偶然ながらなんとも名古屋らしい数！）で行われました。

はじめに、オリエンテーション委員会　家田大委員長から、「現役若鯱会員も参加しているため若鯱会の様子を聞いていただき、また現役会員はグループを超えた交流の機会にしていただきたい」旨の挨拶がありました。

続いての若鯱会　奥野幸一朗代表幹事からの挨拶のキーワードは「割り勘負け」。「若鯱会に参加しても割り勘負けするというようなことを言われるが、真剣に向き合えば割り勘負けはしない。ぜひ今日は若鯱会を味わってほしい」とのメッセージでした。

そして共催である名古屋商工会議所からは若鯱会事務局の田中利直氏より「40名の起業家でスタートした名古屋商工会議所は140年の歴史があり、現在の会員数は17000社で、100のサービスがある。若鯱会に所属することは、この商工会議所に所属することがマストである」ことなどが伝えられました。

その後いよいよ、コミュニケーションプロデューサー　丹羽俊彦氏（12G）によるセミナー「5つのステップが売上を上げる！」へ。マイク無しで会場全体に響き渡る「お願いしまーす」の肉声から、丹羽講師のパワフルさが伝わってきました。

まずはウォーミングアップとして隣の人とトークです。テーマは「あの時の私は輝いていた」。各自2分間のネタ準備の後、トークが始まりました。
このトークタイムは、まるで全員が以前から知り合いのように笑顔で声高らかに明るい雰囲気。きっと参加者の皆さんの頭の中にはさぞかしキラキラしていた頃の自分の姿が浮かんでいたことでしょう。

ウォーミングアップ、さらにアイスブレイクの後、本題に入っていきました。

『取引先との会話の中で、”価格で比較されてしまう”、“売り込み的な雰囲気になってしまう”、“世間話はできても、効果的な提案ができない”、“提案してもなかなか興味をもってもらえない”』などは実は丹羽講師自身が持っていた悩みであり、今日学ぶ５ステップクロージングは、こういった悩みを感じなくて済む、売り込み・価格交渉ナシのストレスフリーの契約を実現させる、“人間心理を考慮した話の進め方の仕組みである”といったことが告げられ、そのメソッドが伝えられました。

講座の中では、何度か隣の人やグループ内でのシェアタイムがありました。この会は交流が目的でもあるため、セミナー中に意見をシェアしながらの交流タイムが何度か有るのが非常に有効で、どんどんそれぞれのテーブル内のメンバー同士が打ち解けていくのが見て取れました。ほぼ全員が、視線を合わせるだけでなく、身体の向きまでしっかり相手に向けて笑顔たっぷりで話す姿がとても印象的だったのです。それは後に行われた懇親会への盛り上がりにつながったと感じます。

丹羽講師からの最後のまとめとして、このスキルを身につける近道は「練習あるのみ」とのことでした。今回会場内には女性は私も含めると12名で、そのうち何名の方がそう思ったかはわかりませんが、私自身はセミナーを聞いていて「このスキルは、男性はきっと女性と話すと練習になるな。」と実は密かに思いました。男性と他愛ない話をする中で「こういうスタンスで話を聞いてくれたらいいのに・・・。」とよく女性が思う理想像が、教わった5ステップの中にあったからです。 丹羽講師からも、奥様など身近な人を相手にとにかく練習を、という話で締めくくられました。

その後は懇親会へ。。。
来年たくさんの方が若鯱会に入会され、様々な良いご縁が生まれますように。

（記事：12G梶田香織 広報渉外委員、写真：2G宮嶋孝明 広報渉外委員）